商品を仕入れるためには有力なスポンサー企業による信用補完が不可欠であるため、事業存続のためには 信用力のあるスポンサー企業へ事業譲渡を行うしかないと判断した。スキームは,事業譲渡による入金口座の 変更を好まない業界の特殊性より、生き残りを図る事業部門を会社分割により新設会社に移転する方法を採用 することにした。会社分割後すぐに、新設会社の株式をスポンサー企業に売却し、売却代金は借入金の返済 資金等として銀行に対して支払をした。 分割会社については、再建に向けて経営努力を続けたが、一定期間を経過したのちに清算をした。